HOME > 動物別症例集 > 爬虫類 > ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全

動物別症例集

< カメ(リクガメ)の嘴過長  |  一覧へ戻る  |  ハリネズミの後肢の絞扼 >

ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全

ヒョウモントカゲモドキさん達を含む
爬虫類の多くは脱皮を行い
表面の皮膚を脱いでいくことで
新しい皮膚に変わっていきます。

しかし、
脱皮が上手くいかず、
身体に残ったままになってしまうこともあります。
そうなってしまうことを「脱皮不全」と言います。

上手く脱皮できず残ってしまった皮は
しだいに乾燥し、固くなっていきます。
そして、脱皮片が指先などに残ってしまった場合は
指先を締め付けてしまい、壊死させてしまうこともあります。

また、眼の中に残ってしまった場合は
眼を開けることが出来なくなってしまい
ご飯を食べられなくなることもあります。


原因としては、
湿度不足などの環境の問題や
火傷・外傷など病的な問題などが考えられます。


治療としては、
残ってしまった脱皮片を取り除くとともに
根本的な原因への対処も必要となります。

カテゴリ:

< カメ(リクガメ)の嘴過長  |  一覧へ戻る  |  ハリネズミの後肢の絞扼 >

ご予約について

このページのトップへ
このページのトップへ