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動物別症例集
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プレーリードックの拡張型心筋症
拡張型心筋症とは徐々に心筋収縮機能が低下し、左心室の拡大を伴って、心不全を発症する心臓病のひとつです。症状が進行すると、肺水腫や胸水の貯留が起こってきます。プレーリードックでもこのような疾患が発症します。治療法は血管拡張薬や強心薬などを用い、肺水腫・胸水の貯留がみられた場合は利尿剤などを使用します。拡張型心筋症では左室内径短縮率(FS)の低下がみられます。