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ウサギ~しつけ・トレーニング編~

~5.しつけ・トレーニング編~
トレーニング

ウサギはお利口な動物なので、しつけができると言われています。性格によって差はありますが、試してみて下さい。

「名前を覚える」
名前を呼びながら、ごほうびをあげるようにします。名前→ごほうびと覚え、呼ぶと来てくれるようになります。叱るときには名前を呼ばないように注意します。

「ハウス」
お腹がすいているときにペレットの音を出すなどしてケージ内へ誘い、ケージ内でそのペレットを与えます。

「薬の練習」
スポイトを使って、少量のジュースを直接口に入れることに慣らしておきます。病気などで治療が必要な時、投薬や強制給餌がスムーズにできるようになります。

問題行動

日常生活の中で望ましくない行動のことを問題行動といいますが、ウサギの問題行動は本来の習性からくるものがほとんどです。 それを知らず知らずのうちに飼い主さんが助長(強化)してしまっていることが多いです。

「ケージをかじる」
ケージをかじって外に出せとアピールする子がいますが、飼い主さんは我慢してください。言うことを聞いてしまうと、「ケージをかじる」=「出してもらえる」と理解してしまいます。あまりにしつこくかじりすぎると、歯のかみ合わせに問題が出てくる場合があるので、癖にしないようにしましょう。すでにかじる癖がついてしまっている場合は、内側に板を張るなどして、物理的にかじれないようにするのも一つの手です。

「食器をひっくり返す」
食事をねだってる場合には与えないで下さい。ひっくり返せば食餌がもらえると学習してしまいます。その代わり、牧草は常に食べられるようにしておきましょう。

「尿スプレー」
オスは縄張り行動として、尿スプレーをすることがあります。この行動は、去勢手術により落ち着くことが多いです。


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